様々な問題に直面しても、成長の機会だと捉えていくことによって乗り越えていくことができる

 

San Diego State University(アメリカ)

Economics Major

私立高等学校卒業 M.H.さん

2013年3月 高校卒業
2013年11月 ELS Silicon Valley校(英語コース)入学
2014年6月 DeAnza College入学
2017年6月 同校卒業
2017年8月 San Diego State University 3年次に編入
2018年12月 同校卒業
2019年9月 外資系コンサルティングファーム入社

 

海外の大学に留学をしようと思ったきっかけは?

 高校生の時にFacebookやTwitterなどのSNSが流行しており、ITに興味をもちました。そして、ITの聖地であるシリコンバレーに留学をしたいと思うようになりました。最初のカレッジはシリコンバレーにあり、編入率の高いDeAnza Collegeに留学しようと決めました。

 

大学の専攻、授業の様子について

 DeAnza College を卒業後、San Diego State Universityに編入し、経済を専攻しました。
 San Diego State Universityの授業は40人程度のクラスで行われ、学生によるプレゼンテーションなどは比較的少なかったのですが、授業のペースは凄い勢いで進むため、アメリカ人のクラスメイトでさえ、予習と復習に追われていました。

 

1日のスケジュールについて

 最後のセメスターを例に挙げると、必修5科目をとっており、1日に90分の授業が2~3回ありました。最初の授業が11時から始まるので、9時には図書館に行って授業が始まるまで勉強をしていました。夕方に授業が終わった後、クラスメイトと集まり、さらに図書館で2~3時間ほど勉強するといったスケジュールでした。

 

大学周辺の環境、滞在先について

 サンディエゴは1年中暖かい気候で過ごしやすく、また、キャンパス内に電車の駅があるため、大学周辺の環境については、とても満足していました。治安の面では、深夜の外出は危険なので控えていました。
 大学に編入した最初の3ヵ月はホームステイをしていましたが、その後はシェアハウスで友人3人と暮らしていました。

 

楽しかったことや、印象的な出来事について

 本当に自由なことが印象的でした。あるクラスでは出席のチェックをせずに、授業を受けるも受けないも自由です。予習、復習をしなくても、何も言われることはありません。しかし、突然授業内で成績に関わる小テストが行われたりすることがあったり、また、膨大なテスト範囲を勉強しなくてはいけません。自由に選択できる一方で、結果については自己責任となります。
 そのため、自分で計画を立ててそれを進めることも1つの楽しさでした。

 

苦労したことや、それをどのように克服したかについて

 苦労したことは環境の変化です。留学先では今までと違った地域、天候、人、言語など、経験してこなかった事に触れるので、適応するのに苦労しました。しかし、チャレンジする良い機会だとポジティブに捉えることによって乗り越えることができました。これにより、環境の変化に適応できる能力がついたと感じています。

 

留学して良かったことについて

 留学したことによって世界中に友人を作ることができたのが今の財産です。大学に来る人は現地の人だけではなく、様々な国から勉強しにきているので、友人を作ることによって、そこから色々な価値観を深く知ることができます。さらに、現在でも海外の友人と連絡をとっていて、海外に行った際に案内をしてもらえることも1つのメリットです。

 

今後について

 現在は日本で働き、英語を使う環境にいます。今後も留学の経験を活かし続けていきたいと考えています。

 

これから海外の大学進学を志そうとしている高校生にむけて

 これから留学する人は不安があるかもしれませんが、何事もポジティブに捉え、計画性をもって留学生活を送ってほしいと思います。もちろん様々な問題に必ず直面しますが、それにマイナスイメージをもたず、成長の機会だと捉えていくことによって、乗り越えていくことができます。楽しい事ももちろんあります。自分の考え方が大きく変わることがあるかもしれません。忘れてほしくないのは「自分はなぜ留学しにきているのか」ということです。時間は有限なので、計画性をもって留学をしてほしいと思います。

 

 

 

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