オーストラリア学校一覧

39の国公立大学と2校の私立大学があり、高水準の教育を提供しています。日本の高校を卒業した学生は、ファウンデーションコースや語学学校の大学進学準備コースからのスタートになります。

サザン クロス大学

創立1994年の比較的新しい大学で、緑豊かなリズモアキャンパスをはじめ、東海岸のゴールドコーストとコフスハーバーにある3つのメインキャンパスのほかに、メルボルンやパースにもキャンパスがある。ゴールドコースト校はビーチまで約400メートルと大変近い。6ターム制と一年度を短く区切って学習するため、不明点を一つずつ解消しながら学習を進めることができる。「オーストラリアの研究における卓越性審査機関(Excellence in Research for Australia)」によると、23の研究分野において世界標準以上と評価されている。日本からの留学生はファウンデーションコース(大学進学準備コース)からスタートするのが一般的だが、この大学にはDiploma ofArts and Social Sciences、 Diploma of Healthなど全8分野のディプロマコースがあり、大学入学基準に満たない学生もこのコースを一定の成績以上で修了すれば学部2年生に進学することができる。そのため入学時に必要となる英語力のハードルを下げることができると同時に、ファウンデーションコースからスタートするのに比べて大学卒業までの年数を短縮することができる。

グリフィス大学

1971年の創立以来オーストラリアの革新的な高等教育機関としてアジア地域にも広く影響を与えてきた大学。ブリスベンからゴールドコーストにかけて5つのキャンパスがあり、最初に作られたネイサンキャンパスは周囲が自然保護区のため豊かな自然に囲まれている。ブリスベンから車で1時間南のゴールドコーストは国内有数のビーチやテーマパークにも近く、オーストラリアで最も美しい観光都市の1つ。Times Higher Educationの世界大学ランキングで世界上位300校以内にランクイン。ホテル、観光学、環境学、アジア学の専攻が特に評価が高く、犯罪学やアジア研究学など新しい分野を提供するオーストラリアの大学としてパイオニア的な存在。芸術、医学、看護学、スポーツ科学、教育、IT、国際関係など幅広い分野でも地元の評価が高く、MBAでは5つ星を獲得している。
また、多額の設備投資によって保健・医学ビル、教育施設やビジネスビル、図書館等の新築・増改築を進め、さらなる施設の充実を図っている

西オーストラリア大学

創立から100年以上の歴史を持つ西オーストラリア州最古の大学であり、西オーストラリア州の企業や州政府と連携した研究にも積極的に取り組んでいる。ヨーロッパやアジアからの留学生も多く、海洋学や野生動物の研究、また国際関係学や環境学など幅広い学びの機会を提供している。パース中心地から車で15分ほどの場所にある、スワン川に面した広大なメインキャンパスには、大学寮やスポーツ施設のほかに、映画館や博物館、アートギャラリーなど、充実した学生生活を送るための環境が整っている。アカデミックな雰囲気や重厚感が漂う建 物からは大学の歴史を感じることができる一方、緑が多く開放的な環境の中、誰もが憧れるキャンパスライフを満喫できるであろう。オースト ラリアの名門8校で構成されるGroup of Eightの1校で、世界ランキングの常連校としても有名である。

ディーキン大学

ビクトリア州メルボルン市内をはじめ、ビクトリア州内に4箇所のキャンパスがある4年制の総合大学。オーストラリアン・ユニバーシティ・オブ・ザ・イヤーを2度受賞のほか、教授陣を含め多くの賞を受賞しているという質の高さを誇っている。留学生の受け入れにも積極的で、メンター制度やアカデミックライティングの講習など、サポートも充実している。大学の付属集中英語コースから進学を目指す学生も多く、130を超える国からの留学生が勉強している。プログラムは医療や看護系が有名。将来スポーツに関わる仕事や、アスリートパフォーマンスの向上に貢献したい人向けのスポーツ科学の分野でも、国内外で高い評価を得ている。また、看護や法律、ビジネスやスポーツ科学などのプログラムでは、インターンシップの場も用意されているため、勉学だけでなく実践形式での学びの場も提供される。学校施設も充実しており、各キャンパスの図書館に最新の電子情報機器を備え、コンピューターラボは24時間開放されている。

マッコーリー大学

全豪上位10校にランクインし、世界大学ランキングでは上位2%に常にランクインする等、世界的に高い評価を受けている大学。シドニー近郊に位置し、交通アクセスが充実していることに加え、緑豊かな環境に恵まれたキャンパスで学ぶことができる。生物工学、気象、鉱物開発、動物保護等の研究施設を備えている等、研究機関としての機能が充実していることが最大の魅力。交換留学プログラムを充実させる等、学内の国際化にも積極的に取り組んでおり、2018年時点で8,000名を超える留学生が在籍している。時代を先取りした先進的なプログラムの数々は、現地学生のみならず、世界中の学生からも注目されている。

ウーロンゴン大学

1951年にウーロンゴンに設立された公立大学。ニューサウスウェールズ州の木々と海に囲まれたキャンパス環境が魅力的な大学。QS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社」が公表)でも5つ星を獲得するなどオーストラリア国内外での評価は非常に高い。世界140か国以上から集まる留学生の多様性やドバイなど国外にもキャンパスを置くなどグローバルな大学である。ウーロンゴン大学への入学・進学を目的とした英語コースとアカデミックコースを提供しているUOW Collegeも人気がある。

オーストラリア国立大学

1946年にオーストラリア首都のキャンベラに設立された国立大学。オーストラリア国立大学はオーストラリア議会議定書により、規約と体制を指示されているオーストラリアで唯一の大学である。オーストラリア国内の先進的優秀大学により構成されるGroup of Eightに所属しており、2020年のQS世界ランキングでは29位と非常に高い評価を得ている。また、卒業生の初任給、就職率でもオーストラリアで1位となっている。日本の大学とも関係が深く、2014年には立命館大学との間でアジア研究を共にする「共同学士課程」設立の覚書を締結した。大学院も併せると約2万5千人が在籍しているが、そのうち留学生が約8,000名以上を占める。

ニューサウスウェールズ大学

1949年にニューサウスウェールズ工科大学として設立。設立当初は第二次世界大戦時に急激に需要が高まった科学技術などの分野に力を入れていたが、多様なニーズに答えていくため、1960年以降、人文科学部や法学部を設立。オーストラリア国内の先進的優秀大学により構成されるGroup of Eightに所属しており、2020年のQS世界ランキングでは44位であった。科学技術方面に力を入れていることもあり、産業界とのつながりが強いことでも有名。全体の5分の1が留学生で、オーストラリアで最も国際色豊かな大学の一つ。

アデレード大学

1874年に南オーストラリア州アデレードに設立され、オーストラリアで3番目に古い歴史をもつ国立大学である。オーストラリア国内の先進的優秀大学により構成されるGroup of Eightに所属しており、2020年のQS世界ランキングでは106位に位置する。これまでにノーベル賞を5人輩出している事でも高い評価を得ている。留学生の受け入れにも積極的で、世界80か国以上から留学生が集まり、全体の約20%を占める。

クイーンズランド大学

1909年にクイーンズランド州のブリスベンに設立された州最古の大学。2021年のTimes Higher Educationによる世界ランキングは62位。オーストラリア国内の先進的優秀大学により構成されるGroup of Eight、国際的な大学提携universitas21に所属。とりわけ工学、科学における研究の業績においては世界的に常に高い評価を得ており、ノーベル賞受賞者も輩出している。2012年にはハーバード大学とマサチュ-セッツ工科大学が設立した非営利団体edXに加盟し、オンライン授業を積極的に展開している。大学全体で140か国から約11,000人の留学生が在籍している。

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