ニュージーランド学校一覧

ニュージーランドには国立総合大学が8校あります。それぞれに、建築、医学、工学、環境学、科学技術などの得意分野を持っています。どの大学も高い教育水準で、レベルの差がほとんどないことも特徴です。日本の高校を卒業した学生は、ファウンデーションコースや語学学校の大学進学準備コースからのスタートになります。

ワイカト大学

メインキャンパスは北島の中心地・オークランドから約 130 km南に位置するハミルトンにあり、65ヘクタールもの豊かな自然を有する環境。世界大学ランキングで世界250位にランキングされた(QS World University Rankings 2024)。心理学、社会科学、教育、健康・スポーツ・ヒューマン パフォーマンス、マオリ・先住民研究など幅広い学部があり、うち13科目が世界のトップ300にランキングされている。2022年には地球規模の問題に取り組む専門家需要の高まりに応えるため、気候変動学科が新設された。ニュージーランド第40代首相であるアーダーン前首相は、この大学の出身。

ビクトリア大学

創立120年の歴史ある大学。政府機関が集まる首都という土地柄、国際関係学に強く、海洋保護学などリサーチ系にも強い名門大学として知られている。キャンパスは市内3ヵ所にあり、歴史的な建物と近代的な校舎が魅力。観光立国らしく、旅行学やニュージーランド学なども充実している。ウェリントンは坂の街としても有名であるだけでなく緑多い美しい港町である。首都であると同時に文化の都としても知られ、博物館や美術館、史跡などがあり、芸術祭や映画祭も開催される。人々の生活に深く根付いたカフェ文化も魅力。

オタゴ大学

国内最古かつ最大級の大学。豊かな自然環境を活かして、フィールドワークを取り入れたプログラムがある。医療系のコースに力を入れており、一般的なものから航空医学や旅行医学など、専門的なコースまで幅広く充実させている。ダニーデンはスコットランドの雰囲気が漂い、ビクトリア調の建物も多く残る街。人口の20%が学生という学園都市でもある。構内には24時間使えるコンピュータ室をはじめ、保健施設、図書館など充実した施設を備えている。ウェリントンやクライストチャーチなど国内5都市にキャンパスがある。

カンタベリー大学

研究大学として国からの研究基金を多く集めている大学。大学教育も研究をベースとしており、ほぼすべての専攻で博士課程レベルまでの指導を受けることができる。星空鑑賞で広く知られるテカポ湖には、大学の付属研究施設であるマウントジョン天文台がある。生態学、環境科学、地質学、森林学など、自然と共存するニュージーランドならではの専攻も多い。留学生サポートチームが編制されているため、在学期間中も十分なサポートが受けられる。

↑ページトップへ戻る