イギリス学校一覧

イギリスの大学は3年間、大学院は通常1年間で学位取得が可能です。イギリスと日本では教育制度が異なり、学部課程の1年目から専門的な授業内容がスタートするため日本の高校を卒業した留学生は通常、大学進学準備としてファウンデーションコースからの受講が必要です。

エセックス大学

ロンドンから電車で約1時間のエセックス州コルチェスターにメインキャンパスを構えるほか、2つのキャンパスがある。どのキャンパスも美しい田園風景や活気ある郊外の雰囲気、海岸に囲まれた環境を楽しむことができる。学生の約1/3は、140を超える国からの留学生で、国際的な大学ランキング世界25位の評価を得ている(Times Higher Education, World University Rankings 2023)。研究主導型(research-led)の教育に力を注いでおり、学生が批判的で分析的、かつ応用力のあるスキルが身に付けられるようサポートする。すべてのキャンパスに劇場があり、演劇、ワークショップなどが催されるほか、専門家を招いてカフェスタイルの座談会を行うなど、イベントも豊富に行われる。

キングス・カレッジ・ロンドン大学

ロンドン中心部にキャンパスを5つもち、ロンドン大学を構成するカレッジのひとつ。英国内では最も古い大学の一つと言われている。質の高い研究校で構成されるラッセルグループの加盟校であり、英国ではトップクラスを誇る大学である。2021年のQS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社」が公表)では31位に輝き、ノーベル賞受賞者を輩出するなど著名な卒業生が多い。

ウォーリック大学

1965年に設立したイギリス・コヴェントリーにある総合大学。比較的新しい大学ではあるものの、研究型大学24校で構成されるラッセルグループの加盟校として先進的な施策を積極的に取り組み、成果を上げている。Times紙やGuardian紙など新聞各紙が行うイギリス大学ランキングでは、トップ10位以内にランクインする常連校。世界の有名大学とも提携を結び、交換留学などを行っている。多文化が融合した州境に位置しており、キャンパスはシティに近いので便利で充実した学生生活を送ることができる。留学生は学生全体の40%程度を占める。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス

英国内でも最も国際的な大学として定評があり、英国一流大学24校で構成されるラッセルグループの一員でもある。経済学のみならず、社会政策学や国際関係学など社会科学全般において多大な貢献をしており、多くの学問分野を開拓している。本大学の卒業生は就職率や初任給も高いことで有名である。大学はロンドン中心部に位置し、活気に満ちた街で学生生活を過ごすことができる。大学全体の留学生は70%程度を占める。

セントアンドルーズ大学

スコットランド東海岸に位置する有名大学。卒業生としては、ウィリアム王子や妻のキャサリン妃が名を連ねる。英語圏全体で見ても3番目に古く、スコットランドでは最初に設立された大学である。学士課程には、約120か国から1,500人を超える留学生が学ぶ国際色の豊かな環境。約17,000人の住民に対してその半数近くを大学の学生や職員が占める学園都市で、現地のコミュニティーと密に関わり、スコットランドの伝統的な文化を肌で感じることができる。

ケンブリッジ大学

世界屈指の名門大学として知られ、ハーバード大学やオックスフォード大学と並び世界大学ランキングで常に上位に入っている。英語圏において世界で2番目に古い大学として歴史と伝統を築き上げてきた。英国伝統のカレッジ制が特徴的で、31の独立したカレッジで構成されている。物理学の基盤や、ノーベル賞受賞者を数多く輩出し、世界の発展に貢献している有名大学とも言える。120以上の国から留学生を受け入れており、その割合は学生全体の約4割を占めている。ケンブリッジはロンドンから電車で1時間の場所にあり、人口約12万人の都市である。

オックスフォード大学

英語圏では最古の大学として知られ、世界最高峰の大学の一つ。ハーバード大学やケンブリッジ大学と並び、世界大学ランキングで常に上位に入っている。人文学で特に評価が高いが、現在は医学や科学の分野でも最先端の研究が行われている。多くのイギリス首相や歴代の国王が学んだ大学としても有名。オックスフォードはロンドンから電車で1時間半の場所にあり、人口約15万人。38の独立したカレッジと6つのホール(Permanent Private Halls:常設私立学寮)で構成され、各カレッジはオックスフォードの中心部に点在している。

インペリアル・カレッジ・ロンドン

世界大学ランキングで常に上位にランキングをされており、工学・科学・医学などの分野で高く評価されている。英国を代表する理系の大学とも言える。ペニシリンを発見したアレキサンダー・フレミングをはじめ、医学や化学で著名な人物が卒業生として名を連ね、今まで14名のノーベル賞受賞者を輩出している。メインキャンパスは王室特別区に指定されているサウスケンジントンにある。治安が良く、ショッピングエリアとしても充実しているので、利便性が高い。大学全体の約6割が海外からの留学生で、特に中国籍の学生が多い。

ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン

ロンドンの中心地ブルームズベリーに本部を置き、ロンドン大学に所属しているカレッジの中でも最古のカレッジとして知られている。一流大学で構成されているラッセルグループの一員でもあり、イギリスで初めて女性の受け入れをした大学としても有名。また、幕末から明治維新にかけて多くの日本人留学生が当校で学び、日本の近代化に大きな影響を与えた。留学生として伊藤博文や夏目漱石、小泉純一郎元首相が名前を連ねている。留学生は大学全体の半数以上を占め、特にヨーロッパとアジアからの学生が多い。

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