アメリカの大学を卒業後アメリカの日系企業に勤務

Kさんの留学はカリフォルニア州北部の街、ゴールドラッシュで栄え、

西部開拓時代を彷彿(ほうふつ)させるサクラメントで始まった

 

California State University San Marcos校 

Marketing Major

公立高等学校卒業 K.H.さん

2007年3月 日本の高校卒業
2007年4月 Kaplan Sacramento校(語学学校)へ入学
2007年9月 Sierra College(カリフォルニア州公立2年制カレッジ)入学
2009年12月 Sierra College卒業
2010年9月 California State University San Marcos校3年次編入
2012年12月 California State University San Marcos校卒業
2013年2月

カリフォルニア州ロサンゼルスにて

インターン(Optional Practical Training) 開始

2014年10月~現在

就労ビザを取得し、カリフォルニア州ロサンゼルスにある

日系企業に勤務

 

留学の動機 海外の大学に留学しようと思った理由やきっかけは何ですか?

 中学で、ALT(Assistant Language Teacher)の英語の授業を受けた際に、初めて海外の方とお話しする機会があり、外国語でコミュニケーションをとることの楽しさを知りました。それ以来、外国語学習に興味をもつようになりました。高校に入学し、将来について考えるにつれて、英語圏で英語を学ぶのではなく、ビジネスについて英語で学びたいと考えるようになりました。

 

英語力 留学前の英語力は?

 TOEFL PBTが500点ほどでした。ゆっくりとした会話であれば、リスニングやスピーキングに問題はありませんでしたが、リーディングとライティングはあまり得意ではありませんでした。

 

英語力 留学前または留学中に英語学習はどのように取り組みましたか

 ライティングとリーディングに関しては、高校の授業で勉強し、リスニングやスピーキングは、週に1回は英会話教室に通い、カナダ人の先生のもとで、レッスンを受けていました。

 渡米後、2年制カレッジに入学する前には、3か月ほど語学学校に通っていました。その時は、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング全ての授業を受講しました。その時に仲良くなった韓国人や台湾人の友達と英語でコミュニケーションをとることで、一気にリスニング力とスピーキング力が伸びたように思います。

 

留学先の大学の専攻は何ですか?大学と専攻を決めた理由を教えてください。

 留学前から、専攻は漠然とビジネス分野にすることを決めていました。2年制カレッジ在籍時には、4年制大学への編入に必要な授業を中心に受講し、大学に編入してからは、マーケティングを専攻することに決めました。ビジネスに必要な知識を幅広く学べるマーケティングに興味をもったからです。

 編入先を選ぶときは、2年制カレッジに在籍していた際にお世話になったキャリアカウンセラーと相談しながら大学を探し、当時ビジネス部門に力を入れていると評判だったCalifornia State University San Marcos校に進学することを決めました。

 

大学での授業の様子などを教えてください。

 マーケティング専攻だったこともあり、授業でディスカッションやプレゼンテーションをする機会が多く、自分の意見を発表する場が増えました。語学学校の時に感じた「授業を受ける」という感覚よりも、大学での授業は「授業に参加する」という感覚でした。

 課題が毎回出されたので、毎日、課題を終わらせることに追われていました。授業で分からないことは、授業終了後や、教授の空いている時間に聞きに行くことがよくありました。試験前は、図書館や近くのカフェで一日中勉強をすることが多かったです。都合の合う時は、現地の友達と一緒に勉強するなど、友達や教授にたくさん助けられました。

 

大学生活で苦労したことは何ですか?

 苦労したことは多くありますが、今は苦労したことよりも嬉しかったことを鮮明に思い出します。一番嬉しかったことは、California State University San Marcos校のパンフレットとウェブサイトに、私のインタビューコメントを、留学生代表として載せていただいたことです。

 そのパンフレットはカリフォルニア州内の2年制カレッジに配布されており、2年制カレッジ時代のキャリアカウンセラーの方々からも、お祝いの言葉をいただいたことを覚えています。

 

インターンシップ先や、就職先はどのように見つけましたか?

 多くの場合、人材派遣会社、就職サイト、学校を通じて紹介を受け、インターン先に就職するケースが多いと思います。

 私は現地の就職サイトで、インターン(Optional Practical Training)の仕事を探し、その後就労ビザを取得することができたので、現在の会社で働いています。

 

これから海外の大学を目指す日本の高校生にアドバイスやメッセージ

 言語が異なり、文化生活様式も異なる環境で生活をすることは、簡単ではありませんが、自分の目標をしっかりもち楽しみながら一生懸命取り組んでいると、自ずと助けてくれる人も現れてくると思います。多くの可能性があるので、自分で限界を決めずに、ぜひ、海外へ飛び込んでみてください。気が付かなかったものが多く見えてくると思います。

 

 

 

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