留学で一番大事なのは自分のモチベーション。どんな状況になってもポジティブに努力を
留学先:Griffith University(オーストラリア)Bachelor of Arts
私立高等学校卒業 R.Kさん
2019年6月 | Griffith University 学士課程入学(専攻:Bachelor of Arts) |
2022年6月 | 同校卒業 |
留学のきっかけと留学先を選んだ理由は?
小学生の頃から通訳になりたいと思っていました。その仕事に関して調べている際に、オーストラリアでは通訳の資格が取得できるマスターのコースがあると知りました。私には通訳になるための言語関連の知識や能力が圧倒的に足りていませんでしたので、まずは選択科目の幅が広く、言語学や関連した授業が多くあるグリフィス大学を選びました。留学生の数が多く、そのためのサポートがしっかりしている点も心強く感じました。
留学先はどのような大学でしたか?
私の通っているグリフィス大学はブリスベンとゴールドコーストに合わせて5つのキャンパスを持つ、とても留学生の多い大学です。留学生へのサポートがしっかりしており、更に、デジタル化の進んだ大学として有名です。大学のウェブサイトをはじめ、様々な施設はデジタル化しており、多くのことがいつでもマイページから利用出来ます。そして、ライブラリーやスチューデントセンターと言った施設はもちろんのこと、カフェやバー、ジムなども充実しています。コミュニティの輪を広げる、コミュニケーションの機会を増やす、課題のストレスを発散するなど、様々な目的に適しており、大学生活をより良くしてくれます。
授業内容やクラスメイトについて教えてください。
私が取っているスペイン語の授業は、スペイン語の習得を目標にしているので、テーマ毎に違った実践的な会話がメインです。犯罪学の授業は基本的にはディスカッション中心のアクティビティが多いです。日本の学校で見られるようなインプットの授業は滅多にありません。インプットは予習で、アウトプットは授業と課題でというのが授業の特徴です。クラスメイトに関しては、コース毎に特色が異なります。私のコースは9割近くが地元オーストラリアの学生です。
毎日のスケジュールについて教えてください。
私は長期休みでも、規則正しい生活を心がけています。具体的には朝早く起き、健康的な朝食を食べる。決まった日に洗濯と掃除をし、こまめにごみ出しをする、などです。このように決まったルーティンを作ることで勉強に適した、自立した生活を送っています。授業時間自体は、週に4日8時間程度ですが、それぞれの授業が週に10時間勉強するように設定されているため、授業以外にも32時間程自主的に学習をしています。その時間に予習、復習、課題を行っています。もちろんそれらの時間も、予め計画を立てた上で、日々のルーティンに組み込んでいます。ただ、課題が重なった際は基礎的なことが疎かになりますし、徹夜することもあります。その反面、休みの時は外出して夜遅くに帰宅することもあります。
クラブ活動やアルバイトなど課題活動はされましたか?
グリフィス大学はスポーツ関連の施設が充実しており、クラブが多く、活発に活動しています。他にも、自然のアクティビティを楽しむサークルや性的マイノリティについて話し合うサークルなど、多方面の特徴的なものまで沢山あります。私は友人とバドミントンサークルに参加しています。そのサークルでは週に2回、地元の体育館を借りて練習をします。練習以外にも月に1回程度、イベントが行われます。ピザを食べたり、自国の料理を振舞い合ったりと交流を深め、メンバーのバックグラウンドを理解するのに最適な場となっています。K-popダンスのサークルにも入っていました。同じ趣味の方々と交流が出来る良いサークルでした。
留学を経て得たスキル・能力はなんですか?
私が一番成長することが出来たスキルは、コミュニケーションスキルです。元々私は人との会話が好きで、コミュニケーション能力が高い方だと言われます。ですがアカデミックな部分でのコミュニケーションスキルというのが足りませんでした。それを授業やグループワークを通して、磨いていくことが出来ました。更に、演技の授業があり、そこで言語外のコミュニケーションスキルの大切さも学びました。英語圏ではそういったスキルも重要な鍵になるので、留学をしたからこそ得ることが出来たスキルだと思います。
これから留学される方へのメッセージ
留学を通して得られることは、とても大きくて価値のあるものです。どんな状況になってもポジティブに努力を重ねてください。留学で一番大事なのは自分のモチベーションだと思います。海外で留学生活を楽しんでいる自分を想像して頑張ってください。応援しています。