ハワイの交換留学を経験して

ハワイ島へ旅行に行った際

University of Hawaii at Manoa

Second Language Studies 専攻

2015年3月 都内国立高校卒業
2015年4月 国内大学入学
2015年10月 交換留学生として University of Hawaii at Manoaに出願
2016年8月~2017年6月 University of Hawaii at Manoa留学

 

海外の大学に留学しようと思った理由やきっかけは何ですか? 

 小学校、中学校と海外のインターナショナルスクールに通っていた経験があり、大学でも留学をしたいと考えていました。インターナショナルスクールでは、様々なバックグラウンドをもつ人と出会う機会が多くあり、日本の学校に通っていた時よりも、オープンマインドに過ごすことができたので、大学でもまたそのような環境に飛び込みたいと思っていました。

 当初は、海外の大学で4年間を過ごすつもりでしたが、4年もの間、海外の大学で生活することにためらいがあり、都内の大学で留学を義務付けている大学へ進学することに決め、ハワイ大学マノア校へ1年間留学しました。

 

留学前の英語力はどうでしたか? 

 長く海外に住んでいたこともあり、TOEFL iBTのスコアは105でした。 

 

留学前にはどんな英語の勉強をしましたか? 

 在籍している日本の大学の授業が、すべて英語で行われていたので、アカデミックな部分で不安はあまりありませんでしたが、アメリカで最近流行っていることや問題になっていることを知りたかったので、インターネットの動画サイトを見るなどして、「対話」の部分の勉強をしていました。 

 

英語以外に準備したことは何ですか? 

 ハワイという歴史的にも文化的にも興味深い地域に留学することになったので、ハワイの歴史を勉強しました。観光地ではない側面を知ったことで、留学がもっと面白くなったように思います。 

 

真珠湾のアリゾナ記念館とミズーリ号を訪れたとき

留学先の大学の専攻は何ですか?大学の専攻を決めた理由を教えてください。 

 Second Language Studiesという、言語学の第二言語習得論を専攻していました。もともと在籍している大学で言語学の授業を履修していて、この分野に関心をもっていたため、この学部があるハワイ大学に留学したいと思うようになりました。また、暖かい地域で勉強に集中したいとも考えていたので、ハワイ大学がぴったりだと思いました。

 

 大学での授業の様子などを教えてください。語学コースとの違いを感じることはありますか? 

 課題の量が膨大でした。毎回のリーディングの課題、そしてそのリーディングを踏まえたディスカッションが授業内にあったので、インプットとアウトプットを交互に繰り返していました。「英語で学ぶ」ことが留学することの一番の良いところだと思います。

 

勉強時間はどの程度でしたか。 

 私は午前中に授業を取っていたので、午後は課題に取り組んでいました。図書館が24時間開いていたので、テスト期間は図書館にこもることが多かったです。

ハワイ大学マノア校

 アメリカの大学生活の楽しいところと大変なところなど教えてください。 

 アメリカの大学生活で楽しかった点は寮生活です。常に友達と一緒なので、すぐに友達と仲良くなれたことが良かったです。また、皆オンとオフの切り替えがはっきりしていて、勉強と遊びの線引きができていることに驚きました。 大変だったのは食事面でした。ミールプランに入っていなかったので、外食や自炊で健康的な食事を維持することができず、4キロ近く太ってしまいました。 

 

将来の希望、進路に関して教えてください。 

 英語を使う仕事がしたい、ということが私の就職活動の軸で、海外と日本を繋ぐような仕事をしたいと考えています。 

 

これから海外の大学を目指す日本の高校生にアドバイスやメッセージ 

 留学をするときは自ら積極的に行動して、いろいろな人とコミュニケーションを取ることが何よりも大事だと私は思います。英語力も身に付き、いろいろな考え方や視点で物事を捉えられるようになると思います。 

 

↑ページトップへ戻る