自発的な行動でより意義のある留学へ

 

Avila Universityのグラウンド風景

アビラ大学

Avila University

Business Communication専攻 T.H.さん

都内高校卒業

2014年3月 都内高校卒業
2014年4月 国内大学入学
2016年3月 アメリカの大学入学を決意。
2016年8月

Avila Universityで学ぶため渡米。(日本の大学は休学)

ESL Program (語学講座) を履修後、

Business Communicationを専攻。

2017年5月 Avila Universityでのプログラムを終え、帰国。

留学の動機 海外の大学に留学しようと思った理由やきっかけは何ですか?

 英語力を向上させるため。また、海外に行くことにより、新たな経験が得られると考えたから。

 

英語力 留学前の英語力はどうでしたか?

 コミュニケーションが取れるか取れないかくらいの英語力で、ほとんど話せなかったと思います。 

 

英語力 留学前にはどんな英語の勉強をしましたか?

 本格的に英語の勉強というものはしていませんでしたが、私の通っていた日本の大学には、多くの留学生が在籍していたので、その環境を生かし、英語をできるだけ使うようにしていました。

 

アメリカで英語力を伸ばす工夫を教えてください。

 私が主にやっていたことは、今まで日本語で行っていた趣味を英語に切り替えたことです。例えば、インターネットにアップロードされている動画を見るときは英語のものを探したり、毎日映画やドラマを見たりするようにしていました。

 

英語以外に準備したことは何ですか?

 海外に行けば必ず聞かれると思っていたので、日本の伝統文化や時事問題に関して勉強してから渡米しました。

 

留学先の大学の専攻は何ですか? 大学と専攻を決めた理由を教えてください。

 Avila University に留学した理由は、日本人が比較的少ないことに加え、大学が郊外にあるため落ち着いた環境で集中して勉強できると考えたからです。

 Avila Universityでは、Business communicationを専攻しました。私は日本の大学で3年間観光学を学んでいましたが、Avila Universityには専攻として観光学がなかったため、観光学に一番近いと感じたBusiness Communicationを専攻として選びました。

 

大学での授業の様子などを教えてください。語学コースとの違いを感じることはありますか?

 私は、ESLという英語学習のプログラムを4か月間受講していました。少人数制でしたので、分からないことがあれば、担当の教員が徹底的に解説してくれました。先生も優しく、楽しく過ごせました。ESLの授業後には、自由参加のconversationのクラスがあり、毎日参加して英語力を伸ばしていました。このクラスでは、アメリカ人の大学生と話すことを通して、楽しみながら英語を学ぶことができました。

 その後履修したBusiness Communicationの授業では、学生がおおよそ20~30人ほどいましたので、分からないところを友達に聞くなどして、勉強を進めました。

  Avila Universityは、それほど大きな大学ではありませんでしたが、自分から行動を起こさないと、なかなかアメリカ人の方と友達になれないと感じました。私は授業等を通じて周囲の学生に話しかけるなど、自ら積極的に行動した結果、多くの友達を作ることができたと思います。

 

勉強時間はどのような感じでしょうか。

 平日は、図書館に行き、1日3時間くらい勉強をしていました。宿題の量はそこまで多くなかったので、しっかり集中して取り組めば、1時間で宿題が終わりました。その後、取り組んでいた自主勉強は、鑑賞した映画や普段の会話の中で分からなかった英単語をメモしておき、インターネットで使い方などを調べ、単語帳を作るというものでした。また、毎日発音の練習を行い、単語を覚えていました。

 

アメリカの大学生活の楽しいところと大変なところなど教えてください。

 アメリカの大学生活の中で楽しいところは、毎日楽しみながら英語力を伸ばせたというところです。ただ、常に英語を話さないといけない環境でしたので、渡米当初は相手の言っていることが分からず、辛かったです。

 

                   Avila Universityでのイベントの様子

 

日本の大学との違いはありましたか?

 座って受け身で聞くと言うより、参加型の授業でしたので、非常に楽しく感じました。また、アメリカの大学生は、日々の授業に集中して取組みつつも、自由時間とのメリハリをしっかりつけているという点に驚きました。

 

将来の希望や進路について教えてください。

 将来は、様々なバックグラウンドをもつ人々と働けるような職に就きたいと考えています。そのために、自分の英語力を引き続き伸ばしていこうと思います。

 

これから海外の大学を目指す日本の高校生にアドバイスやメッセージ

 今の日本の学習環境の中でも、本気で勉強をすれば、英語を話せるようになると思います。しかし、海外に行って、自分を追い込み、自発的に行動を起こすことにより、英語力の伸長だけではなく、人間的にも成長できると思います。

 海外の大学で学ぶにあたって一番大切な事は、自発的に行動することです。自発的に行動しなければ、日本の大学で英語を学んでいるのと変わらないと思います。

 海外の大学を選ぶ際には、どの場所に行きたいかではなく、どのような環境なのかを重視し、その環境の中で自分のやりたいことができる場所を探すのがベストだと思います。

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